当院には、腰痛の方、なかでも慢性腰痛の方が多く来院されています。
このページは、
当院の腰痛治療についての考え方やアプローチについて書いています。
≪こんな方は読み進めてください。≫
・朝起きたら腰が痛い。
・ちょっと用事をするだけで腰がだるくなる、痛くなる。
・病院で診てもらってもはっきりした原因がわからない。
・以前、椎間板ヘルニアがある、と言われた。
・いつも腰が気になり、やりたいことができないでいる。
・腰に毎日シップを貼って、やり過ごしている。
= = =
「いつも腰がつらい…」
朝起きるときに腰が痛む。
腰が痛いと何をするのも億劫で、
いちいち「イタタタ…」
と腰をかばいながら動いてしまいますよね。
できるだけ腰に負担をかけないように
ソロリソロリと動いたり。
お風呂に入ったり、動き出すとマシになるんだけど…
シップを貼ってもそのときだけだし、
たまにマッサージにいっても、すぐまた痛くなる。
そんなお声をよく耳にします。
ほんとにつらいですよね。
私も以前は、しょっちゅう腰の痛みに悩まされていたので、
あなたの痛みは他人事ではありません。
ギックリ腰も3回ほど経験してるので、
息ができないほどの痛みも体験しています。
もうあんな痛みを味わうのはイヤだ!
と色んな動作に慎重になってしまいますよね。
厚生労働省の国民生活基礎調査では、
症状を自覚している方の中で、
腰痛は男性で1位。
女性では肩こりについで2位。
ここ数年1000万人超えで推移しています。
これだけたくさんの方を悩ませている腰痛ですが、
あなたはどんなケアをしてきましたか?
・・・・・・・・・・・・・・・
・コルセットを巻く
・シップを貼る
・電気を当ててもらう
・ストレッチをする
・マッサージ、鍼などに行く
・腰に負担をかけないようにできるだけ安静にする
・筋肉を鍛えるために腹筋をする
・・・・・・・・・・・・・・・
他にもいろいろあると思いますが、
それって本当に
腰のケアとして正解と言えるんでしょうか?
腰だけを中心にケアしてこられた方は、
ちょっとからだの全体像をイメージして読み進めてみてください。
当院にいらっしゃる腰痛でお悩みの方には
こんな3つの共通点があります。
●からだの血流が滞っている。
●下肢(脚のこと)の関節や筋肉に固さやズレがある。
●からだの使い方にアンバランスがある。
です。
→からだの血流が滞っている。
腰は、座っていても立っていても、
重力に対抗するために常にがんばってくれている場所です。
姿勢が悪くて必要以上に負担がかかっていたり、
オーバーワークで疲労が蓄積していると
筋肉や関節が固くなってしまって
本来の柔軟性が発揮できなくなっていることが多いです。
→下肢の関節や筋肉に固さやズレがある。
むかーーーーし、捻挫したことがある方や
スキーや陸上競技、事故などで膝を痛めたことがある方、
足の指を骨折したことがある方
転倒して足を強くぶつけたり、ひねったりしたことがある方
は、特にそうなんですが、
知らないうちに脚のどこかが固くなっていたり、
関節が本来の軸からズレていたりして
その影響が腰にきていることもしばしばです。
ご自身では忘れていた昔の古傷が
悪さしてることがあるんです。
→からだの使い方にアンバランスがある。
上記のズレにも関わりますが、
からだの使い方に知らず知らずのうちに
アンバランスが生じておられます。
いつも片方の足ばかりに体重をかけて立っていたり、
いつも座椅子に座ってくつろいでいたり、
テレビやパソコンに向かう姿勢が傾いていたり。
からだは全体でバランスを取っています。
だから、いつも使う形に「クセ」があると
いつも使っているように身体はできあがっていくんですね。
必ずしもこれらすべてが、悪影響を及ぼしている、
とまでは言いませんが、
「なくて七癖(ななくせ)」
と言われるように
あなたが気づいていない、あなたの身体のクセが
影響を及ぼしているのかも・・・
ということを知っておくと、
対策が一段としやすくなります。
車のハンドルに遊びがあるように、
身体にも各関節には「遊び」があります。
それぞれの関節に「遊び」があることで、
衝撃を吸収して硬い地面からのショックを逃がしてくれています。
たとえば足の裏。
土踏まずがしっかりあると、足のアーチがバネの役割をしてくれて
地面からの衝撃をうまく逃がしてくれるんです。
また、その上の足首、膝、股関節(脚のつけ根と骨盤の境目)にも
そういった遊びが装備されています。
その遊びがクッションの役割をしてくれることで
走ったり、長時間歩いたりしても衝撃が上へと伝わりにくくなっているんです。
この遊びが少ないと、何か衝撃がきた時に
硬くなっている部分や負荷がかかっているところに
直に衝撃が入ることになってしまいます。
・姿勢が悪い
・歪みがある
・血行不良
・過度の緊張がある
などでクッションがヘタっていたり、
詰め物が片寄っていたら、
からだ全体がバランスを取るために
アンバランスな使い方になってしまうのも
うなずけませんか?
ここであなたに
”脳と腰痛”
との関係性について少しご紹介したいと思います。
人間は痛みを感じるときにどこで感じているかご存知ですか?
・・・
・・・
・・・
そう。脳です。
なにか腰に負担がかかって、筋肉や関節などに
炎症が起きて痛みがでた。
痛みがある部分やその周辺は、
筋肉が固くなったり、腫れたりもします。
でもそれは風邪や普通のケガと同じように
本来、時間の経過とともに修復されて
治っていくものなんです。
なぜ痛みがいつまでも残るのか?
簡単に言うと、
元の原因がなくなっているのに、
脳がいつまでも痛みがあるようにカン違いしているんです。
脳の痛みを感じる神経を鎮めさせる部分の働きが弱くなっているため、
痛みをコントロールできなくなっている。
ということ。
腰痛へ意識を向ければ向けるほど、
腰痛への強い恐怖心や不安が
「幻の痛み」を生み出してしまっているということが
最新の腰痛を含む慢性痛の研究でわかってきました。
脳の中にもともとある、「痛みを抑える鎮痛の働き」
がうまく働いていない。
例えるなら、
泣いている赤ちゃんが
ちょっかい掛けられて、もっと泣いてしまうような状態。
何が原因で泣いていたのかもわからなくなってしまっていたり。
泣く赤ちゃんを落ち着かせるには
注意をそらしてやる必要があります。
そして、泣く赤ちゃんを泣きやませる方法を知っておくと
落ち着いて対処できますよね。
では、治療院じゅいんの腰痛へのアプローチはどんな施術なのかを
ご説明しますね。
●からだの緊張をゆるめる。
からだの使い方、日々のクセ、溜まってしまったコリなど
身体のあちこちに存在する緊張を
手を使った指圧やマッサージでゆるめていきます。
腰なのに足首?
腰なのに脇?
腰なのに腕?
など驚かれる方もいらっしゃいますが、
丁寧にあなたの身体の声を聴きながら
全身の緊張をゆるめていきます。
身体がゆるんでくると
こころも楽になっていく感覚を味わってください。
●呼吸と睡眠の質を改善する。
緊張が続くと、知らない間に
呼吸と睡眠の質が落ちてしまっています。
1日約20,000回もしている呼吸と
1日3分の1を占める睡眠
これらの質を上げることで、
あなたが本来持っている回復力を高めることができます。
呼吸と睡眠に関わる関節や筋肉をゆるめていきます。
●正しい姿勢がとれるように調整する。
全身のバランスを視ながら
手技を用いて、筋肉、関節、靭帯、骨格全体などを調整し、
あなたの身体のクセをリセットします。
施術前と施術後で、重心の取り方や体のバランスに変化が生まれます。
また、身体にとって楽な姿勢とはどういうものなのか?
を模型や絵をみながらあなたにわかりやすく説明し、
あなた自身にからだの知識をお伝えします。
・・・・・・
また、腰痛に対して
正しい知識をお伝えします。
・弱い腰
・もろい腰
などのイメージを自分で持っておられる方に、
腰の構造とともに、
「腰ってけっこうしっかりしてるやん!」
という正しい認識を持ってもらいたい。
・からだの使い方
・腰痛のある方にオススメめしている書籍
また、イメージを使ったセラピーを用いて
からだとこころの緊張をゆるめる場合もあります。
≪口コミサイトや当院にいただいた感想をご紹介します。≫
「長年、腰痛に悩まされ整骨院、整形外科など、
長い間通院しましたが良くならずあきらめていましたが、
数年前より娘の紹介で青木先生の施術を受けて以来、
身体も軽く、腰の痛みも軽くなって来ました。
年間数回京都へ来るたびに、お願いしてます。」
「肩凝りと腰痛が慢性的になっていて、
何処の治療所に行ったらいいのかわからず、
仕事が忙しいこともありそのままにしていたのですが、
知人の勧めで行ったところ、
先生が女性なので疑問に思っていることが聞きやすく、
それに対して状態等をわかりやすく丁寧に説明して下さり納得が出来ました。
治療後は体が久しぶりに軽くなり嬉しくなりました!
今後もまた治療をしてもらいに行きたいです!
女性のみなさんオススメですよ!!」
「奥さんがお世話になり、そのつきそい等で、お話するうちに、
自分もお世話になりはじめました。
長年なやまされていた頭痛、肩こり、腰痛が、思いっきり改善しました。
体のメンテナンスとして色々その時の状態を
相談しながら施術していただけるので
ものすごく助かっています。」
「初出産後の育児中、腰痛がひどくなり、靴下をはくのもやっと・・・
という状態の私を見るに見かね
主人が探してくれ出会ったのが青木先生でした。
毎回細かく丁寧な説明、施術、アドバイスをいただき、
今や私の生活になくてはならない存在です。
ひどい腰痛がおさまった今も、主人と子どもと一緒に定期的に通っています。」
いかがでしたでしょうか。
腰痛が腰だけ手当してもなかなか改善されない理由が
なんとなくでもイメージできましたか?
私があなたに伝えたいことは、
腰痛は人に治してもらう、というものではない
ということ。
あなたに適切な知識、適切な情報を知ってもらうことで、
あなた自身があなたの身体とつきあう方法を学んでほしい、
ということ。
自分の身体の声を聴けるようになれば
意外と腰痛も気にならなくなったり、
あ、私、無理してるな、今日は早く寝よう
なんて、ご自身のバロメーターとして付き合っていけるかもしれませんよ?
あなたの身体はあなたのもの。
それに気づいて頂くために
当院が少しでもお役に立つことができれば幸いです。
治療院じゅいん 青木 葉子
「お気軽にご連絡ください」
*保険診療ではありません
*施術中、移動中などお電話に出られないときには、留守番電話に
メッセージと連絡先を残していただければ後ほどこちらからご連絡
いたします。