寝違え

【朝起きたら首が回らなくなっていた!!】

「寝違え」イタイですよね~。
私も何回も経験しています。
そして、当院でもよく聞く症状のひとつです。

このページでは、寝違えに対する当院の考え方・アプローチについて
まとめています。

<こんな方は読み進めてください。>

●朝起きたら、首から肩にかけて、固まっていた。
●首を動かすとズキッ!!っと痛む。
●上を向けない、右や左に回すことができない。
●身体と頭を動かしたくないから、動きがロボットみたいになる。
●車やバイク、自転車など運転中に後ろを確認するのがつらい。
●しょっちゅう寝違える。
●寝違えてからなかなか首の痛みがとれない。

など

・・・

車や自転車の運転に困ったり、
赤ちゃんのお世話で下を向く回数多かったり、

横や後ろを振りかえる動きって、生活の中にけっこうあるので、
それをいちいち気にしながら過ごすのってうっとおしいですよね。

また、早く何とかしたくても、
ストレッチしてもいいものか?
クイックマッサージで揉んでもらうか?

冷やす?温める?

なんやかんや悩まされることも多いもの。
 

寝違えってどうなってるの?

寝違えってどうなっているんでしょう?

寝違えは、寝ている間に同じ体勢が続き、
首や肩の神経が長い時間圧迫されつづけたため、
神経の一部や筋肉が炎症を起こしている、という状態です。

炎症なので、
痛いから揉んだら治るかな?というのは間違った対処法です。

痛みのでる方向へはあまり動かさず、
痛いところがなんとなく熱を持っているようなら冷やしてあげて、
(10分~15分冷やして、その後1時間は肌を休める。
長時間冷やし続けてはいけません。)

あまり無理をせず過ごしてください。

シップを痛いところに貼るのもおススメです。
この場合も2~3時間ではがして、
一日中貼りっぱなしは避けてくださいね。

貼りっぱなしにしておくと、皮膚呼吸が邪魔されて、
シップの下で皮膚がムレてかぶれやすくなるので、気をつけましょう。

<寝違えやすい人の特徴>

繰り返し寝違えを起こしてしまう方は、

・肩甲骨が背中に張り付くように固まっている。

・背中や腰、骨盤周囲までガチガチ

・首や肩、背骨などの関節の動きが悪い。

などの特徴があります。

寝違えを早く楽にしたり、
頻繁に起こる寝違えを起こさないようにするために、
どんなことができるでしょうか?
 

寝違えへのアプローチ

【当院の寝違えの治療】

まず、痛みが強く出ているときは、
いきなり痛いところは直接触りません。

首の痛みといっても背中から引っぱられている場合や
肩、首と特に関係が深い肩甲骨から引っぱられている場合、
肋骨と首をつなぐ筋肉がガチガチな場合、

など、
寝違えを起こす原因となっている部位を
丁寧にゆるめながら、身体全体のバランスを整えていきます。

また、

首からは遠い下半身や、背中、腰、骨盤周りは
全身の血液の流れをよくするために大切な部位です。
直接寝違えに関係ないように思えても
実は重要なカギを握っているんです。

それらの本来の関節の動きや筋肉の弾力を取り戻し

あなたの身体にたまっているコリや緊張、疲労を
早く流せるように、全身の循環を促します。

寝違えでお悩みの方に多い「肩こり」のぺージも合わせてご覧ください。

当院は、あなた自身が気付いていない身体のクセを読み解き、
身体本来が持つ自分で回復していく力を高めつつ、
あなたの身体が自由に動けるようになるお手伝いをしています。

わからないこと、気になることもお気軽にご相談ください。

あなたの日常のお役に立てれば幸いです。

治療院じゅいん 青木葉子